
軸方向のあそびとは
かさ歯車のかみ合い側歯面と反かみ合い側歯面が接触するようにしたときの所定の組み立て距離からの減少量(移動量)のこと。 組付け時に組立基準面と歯車端面との間にシムを挟んでバックラッシ調整を行うこともある。
かさ歯車のかみ合い側歯面と反かみ合い側歯面が接触するようにしたときの所定の組み立て距離からの減少量(移動量)のこと。 組付け時に組立基準面と歯車端面との間にシムを挟んでバックラッシ調整を行うこともある。
かみ合い側歯面と反かみ合い側歯面が接触するようにしたときの所定の中心距離からの減少量(移動量)のこと。
相手歯車が所定の位置で固定されたとき、一つの歯車が動くことのできる角度の最大値のこと。
一対の歯車のかみ合い歯面を接触させている場合の反かみ合い歯面間の最短距離。歯直角方向のバックラッシのこと。 測定方法は両歯面間の隙間を鉛版またはすきまゲージを用いて測定を行う。 (図1を参照)一対の歯車のかみ合い歯面を接 …
相手歯車を固定し、一方の歯車をかみ合い歯面から反かみ合い歯面が接触するまで回転できるピッチ円上の弧の長さのこと。 測定方法はダイヤルゲージを用いて測定子を大歯車の歯面の外端部に歯面とほぼ直角に当て、小歯車が回転しないよう …
歯車の等級は歯車の精度を表す指標です。一般的に高等級の歯車の場合、寸法精度が高く歯車同士の干渉が小さいためバックラッシを小さくすることができます。一方、低等級の歯車は寸法精度が低く歯車同士の干渉が大きいためバックラッシを …
歯車のバックラッシについてはJIS規格もあります。 下記、JIS規格に定められています。 ・平歯車及びはすば歯車のバックラッシ(廃止規格:JIS B 1703) ・かさ歯車のバックラッシ(JIS B 1705) しかし、 …
歯車のバックラッシを選定するには、以下の要素を考慮する必要があります。 1.必要なトルクまたは回転力。歯車のトルクまたは回転力に応じて、適切なバックラッシを選定する必要があります。トルクが大きい場合はバックラッシを小さく …
バックラッシは歯車の運動精度に大きな影響を与えます。バックラッシの量が大きすぎると騒音の原因になってしまいますし、小さすぎると歯車の摩耗やトルクの減少など様々な問題が起こってきます。
歯車を無理なく滑らかに回転させてあげるには歯と歯の間に多少の隙間が必要です。この隙間がなければ歯車同士が干渉してしまい回すことができません。 また、その他にも下記理由があります。 ・熱膨張(使用時に歯車が熱を持ち膨張する …